「グリマ」と呼ばれる鉄道模型メーカーの「グリーンマックス」とは

鉄道模型メーカーは数多くありますが、その中でも特にキットを中心に販売しているのがグリーンマックスです。グリーンマックスは東京都板橋区に本社があり、ファンからはGMあるいはグリマという愛称で呼ばれることもあります。

上述の通りキットに力を入れており、完成品も売り出してはいるもののあくまでも自分で創る楽しみを知ってもらうことを基本としています。グリーンマックス・ザ・ストアーという子会社を持っていて、ここで独自のブランドを立ち上げてキットを販売し、多くの人の支持を得ています。

キットと一口に言っても未塗装のものと塗装済みのものがあり、グリーンマックスの主力は未塗装キットです。JRや私鉄だけでなく、かつての国鉄まで幅広くカバーしており他のメーカーで見つけられなかったものが、グリーンマックスで購入できたという人も少なくありません。
未塗装であることから本物そっくりに創れるのはもちろんのこと、自分の好みで塗装ができるので世界に一つだけの模型として大切に保管している人も多くいます。その一方で塗装済みキットも人気です。完全に塗装されているのではなく、未塗装の部分も多いのが特徴です。

鉄道模型

グリーンマックスの塗装済みキットが初めて世に登場したのは1970年代初期のことで、それから一度姿を消しましたが21世紀に入って再び人気に火がつくようになりました。基本的には誰でも組み立てられると言われていることから、初心者向けのメーカーだという人もいます。

グリーンマックスでは塗料も販売しています。その昔、他の模型メーカーが販売していたものをグリーンマックスが引き継ぎました。缶スプレーとビンの2種類があり、前者の方が高く設定されています。